卓球女子、石川佳純が3大会連続五輪切符確実!平野美宇も1回戦敗退で代表争い決着

[ 2019年12月12日 21:52 ]

女子シングルスの東京五輪代表入りが確実となり、感極まった表情の石川佳純
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 卓球のワールドツアー上位選手で争うグランドファイナルが12日、中国の鄭州で開幕。石川佳純(全農)は女子シングルス1回戦で世界女王の劉詩ブン(中国)に0―4で敗れたが、五輪代表切符を争う平野美宇(日本生命)も1回戦で敗れたため、石川が3大会連続3度目の五輪出場を確実にした。

 石川は劉詩ブンに完敗を喫したが、直後に行われた試合で平野も世界ランキング18位の王芸迪(中国)に苦戦。3ゲーム連取を許す苦しい展開から1―4で敗れ、石川が五輪切符を手にした。

 日本協会は東京五輪のシングルス代表について、来年1月の世界ランキングで日本勢上位2選手を選ぶとしている。女子シングルス代表は伊藤美誠(スターツ)が当確で、残り1枠を石川と平野が争う展開に。石川は今月行われたノースアメリカン・オープン女子シングルス決勝で平野を下して優勝し、シングルス代表争いの2番手に浮上。今大会は16人によるトーナメント方式で行われ、石川は平野と同じ成績でも五輪代表を確実としていた。

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