ラグビー福岡、7人制で感動再び 東京五輪メダルへ「全力で努力」有終、そして医師の道へ

[ 2019年12月12日 05:30 ]

スポーツニッポンフォーラム「FOR ALL 2019」表彰式

会場が“ONE TEAM”に!参加者をバックに手を合わせるラグビー日本代表の(左から)福岡、稲垣、リーチ、堀江、徳永(撮影・木村 揚輔)
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 スポーツニッポンフォーラム制定「FOR ALL 2019」の表彰式が11日、東京都文京区の東京ドームホテルで開催された。グランプリにはラグビーW杯日本大会で史上初の8強入りを果たした日本代表が輝いた。ラグビー日本代表の受賞は、南アフリカを破るなどW杯イングランド大会で3勝を挙げた15年以来2度目。副賞として100万円が贈られた。

 WTB福岡の次の戦いは7カ月後だ。7人制で東京五輪を目指す。第1部として開催された講演でも「W杯の盛り上がりをつないでいくためにも、国を挙げてのイベントで結果を出すことが大事だと分かっている。まずメンバーに入れるように頑張って、メダルを獲れるように全力で努力をしたい」と、マイクに思いを乗せた。

 来年1月12日のクボタ戦(熊谷)で開幕するトップリーグも「プレーしたいと思っている」と語る。7人制に本腰を入れるのは「現段階では協議中」と語るにとどめながらも、東京五輪後に医師の道を志す明せきな頭脳は、計算ができている。

 「半年も準備があれば十分です」

 16年リオデジャネイロ五輪は、その年の3月から本格的にセブンズに取り組んだ。15人制に比べて圧倒的に運動量が多い。求められるのはパワーよりもスピード、スタミナ。約5カ月間で徹底して走り込み、体重を減らし、本大会ではニュージーランドを撃破し、4位入りに貢献した。

 「その時のノウハウがあるから大丈夫です」

 言葉は頼もしい。今回も3月ごろから、五輪代表争いに加わるとみられる。

 講演では、リオ五輪、19年W杯でチームメートだった同じ92年生まれのフランカー徳永から「前回はメダルに届かなかった。次こそはメダルを獲ってほしい」とエールを送られた。通算4トライでW杯8強に貢献した“フェラーリ級”のスピードで、再び日本を沸かせる。

 ◆福岡 堅樹(ふくおか・けんき)1992年(平4)9月7日生まれ、福岡県古賀市出身の27歳。5歳からラグビーを始め、福岡で花園出場。1浪後の12年に筑波大へ進学し、16年からパナソニックへ。7人制リオ五輪代表。代表通算38キャップ。1メートル75、83キロ。

 ▼「スポーツニッポンフォーラム」とは
 「スポーツ振興支援、国民の健康づくりを語り合い、スポーツで明るく元気な日本をつくる」ことを目的に、官民一体で構成した異業種勉強交流会。開催は年4回で、そのうちの1回は表彰制度「FOR ALL」を設けている。表彰者は選考委員会を経て決定。(1)スポーツを通じて日本を元気づける顕著な働きをした個人または団体。(2)社会貢献並びに地域振興に寄与した個人または団体にグランプリが贈られる。 

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