稲垣啓太 沿道から「笑って」の声多数も「1回も笑ってないです」 ラグビー日本代表がパレード

[ 2019年12月11日 13:14 ]

ラグビー日本代表パレードが有楽町駅前をスタート。リーチが手を振る(撮影・篠原岳夫)
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 ラグビーW杯日本大会で史上初めて8強入りした日本代表による「ONE TEAMパレード~たくさんのBRAVEをありがとう~」が、11日、東京都千代田区の丸の内仲通り(有楽町電気ビル前~丸ビルの約800メートル)で行われた。

 開始前から通りはぎっしりと人で埋まり、開始予定の正午から15分ほど遅れてスタート。

 プロップ・稲垣啓太(29=パナソニック)は「これだけのファンの方が集まってくれて、感謝の気持ちしかないですね」と平日にもかかわらず駆けつけてくれたファンに感謝。「『おめでとう』とか、一つ一つの言葉があたたかくて、ますますこれからのラグビー界の発展のために、選手一同頑張っていかないといけないと感じました」とパレードの感想を語った。

 感情を表に出さない姿から「笑わない男」として人気を博した稲垣。今日は「『笑って』って何百回も聞こえたんですけど、多分1回も笑ってないです」と言い「ちょっと緊張して、硬くなっちゃいましたね」。最後は「1月12日から、日本ラグビートップリーグが開催されますので、選手としてはそちらをまず頑張って、またみなさんに感動してもらえるような、何か感じてもらえるような試合をみなさんにお見せできればと思う。ぜひ会場に足を運んでいただいて、応援していただければと思います」と呼び掛けた。

 WTBの松島幸太朗(26)は「すごい人でびっくりしてます」と反響に驚きつつ「今日もスタジアムのような一体感があったのですごく楽しめてます」。さらに「『ありがとう』って言葉を逆に言っていただいたので、すごく感謝されてるなって思ったし、僕らもありがとうって言いたいです」と声援に感謝していた。

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