トランポリン森 レオタードイメージのネイルで気分上々 五輪出場権「ここで決められる選手が強い」

[ 2019年11月23日 20:42 ]

新しいネイルを披露して笑顔の森
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 トランポリン・世界選手権(28日開幕、有明体操競技場)の日本代表が23日、都内で公開試技会を行った。9月のW杯シリーズ第3戦で日本女子初の銀メダルを獲得した森ひかる(20=金沢学院大ク)は、女子選手でトップの55・505点をマーク。「ミスもあって全然だめだったが、90%くらいには持ってこれている」と語った。

 2連覇を狙って臨んだ今月の全日本選手権では準決勝敗退。自らの感覚と実際に跳躍する高さにズレが生じたことが敗因であることを明かし、「思ったより気分が沈みました」と振り返る。気持ちを上げるために、黒髪を明るい茶髪に染め上げた。さらに「よくぞ聞いてくれました」と満面を笑みで、世界選手権で実際に着用するレオタードのデザインをイメージしたネイルを披露。右手の薬指には歌舞伎の面が描かれており、「これは入れてください、とお願いしました」と茶目っ気たっぷりに答えた。

 決勝に進出し日本人最上位に入れば、五輪に内定する大一番が目の前に迫っている。「ここで代表を決められる選手が強いと思う。出場権も獲得したいし、いい演技をしてメダルも獲りたい」と闘志を燃やした。

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