鈴木愛 来季の米ツアー参戦へ揺れる心「行かないが90%くらいだったが今は半々」

[ 2019年11月14日 15:47 ]

女子ゴルフ 伊藤園レディース・プロアマ戦   千葉県長生郡長南町 グレートアイランド倶楽部(6741ヤード、パー72 ( 2019年11月14日 )

<伊藤園レディースプロアマ>笑顔でプレーする鈴木愛(撮影・沢田 明徳)
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 07年の全美貞に続く3戦連続優勝に挑む鈴木愛(25=セールスフォース)が会見し、18日が締め切りの米ツアーのメンバー登録について「(以前は)行かないというのが90(%)くらいだったのが、今は半々」と揺れる心境を明かした。

 鈴木は前週の米ツアー競技・TOTOジャパンクラシックで、日本ツアーメンバーとして07年の上田桃子以来12年ぶりの優勝を飾った。同時に、USLPGA(全米女子プロゴルフ協会)のツアーメンバーの登録を行えば、来季の米ツアーの出場資格を得られることになった。

 当初は食事などの生活面の問題から参戦に消極的だった。だが、今は迷いが出てきた。その判断基準は「自分が来季、何を最重要視するかです」と説明する。

 「(20年東京)五輪出場は私の中では、(優先順位の)一番ではなくて、どうしても(五輪に)行きたいのであれば日本にいようかなと思ったんですけど。米国に行くともちろん(五輪の出場基準となる世界ランクも)上がる確率もアップするが、下がる確率も(同じように)ある。今の調子だと日本の方が活躍できる」と冷静に先を見通している。

 もし、五輪が最優先でないのであれば「海外に行って自分のゴルフを学んでくるのがいいのかなと思ったり」と悩む。「後は(ツアーメンバーの登録を行っても)出られる試合数はそんなに多くないと聞いて、それだったら自分の得意なコースだけに(スポットで)行ってもいいですし」と話す。

 この日もプロアマ戦の時に米ツアー経験のある上田や申ジエらからアドバイスをもらって、検討を続けている。

 「私は複数年の(出場権を得られる)試合で勝っていない。一番怖いのは日本のシードを失って、米ツアーのシードもなくなって、QT(予選会)から行かなければならなくなること」。来季の成績次第で日米両ツアーのシードを失う可能性があることもなかなか前に進めない原因になっている。

 ただ、現在賞金ランク首位の申ジエを逆転し、2年ぶりの賞金女王に輝けば3年の長期シードを得られる。

 今季の獲得賞金額は、約1億2622万円のランク2位で、首位との差は約724万円。「だから今週、どれだけ申ジエさんとの差を詰められるかが本当に大事になってくる。(週明けの)月曜日までしっかり考えたい」と話していた。

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