快進撃続く正代、初日から4連勝 デビュー以来九州場所は全て勝ち越し

[ 2019年11月14日 05:30 ]

大相撲九州場所4日目 ( 2019年11月13日    福岡国際センター )

志摩ノ海(左)を寄り切りで破り4戦全勝の正代(撮影・岡田 丈靖)
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 平幕の正代が一気の出足で平幕・志摩ノ海を破り、初日から4連勝とした。熊本県出身のご当地力士はデビュー以来、九州場所は全て勝ち越しで、今年は新入幕以来の前頭2桁の番付で快進撃が続いている。新入幕の若隆景も無敗を守ったが、右足首を負傷した。全勝の平幕2人を追う1敗は、横綱・白鵬、大関・貴景勝ら12人となった。

 日ごとに勝ちっぱなしが減っていく混戦模様の場所で、ご当地力士の正代が会心の相撲で白星を重ねた。すぐに左を差して出て、巻き替えられて右四つになっても体を密着させて寄り切った。

 「良かったですね。思い切り当たって攻めることを考えた。長引くとどうしても焦りが出ちゃうので」。初日、2日目に続き4秒台前半の速攻相撲。初日から4連勝は、5連勝だった昨年夏場所以来、自身2度目。全勝が2人となり存在感が際立ってきた。

 西前頭4枚目だった秋場所は幕内で自身ワーストの3勝にとどまり、西10枚目まで降下した。前頭2桁の番付は新入幕だった16年初場所以来、3年10カ月ぶり。ネガティブなタイプだけに「負けたら下に落ちるかと、考えだしたら不安になる」という地位でもある。考え込まないようにするために心掛けているのは「オンとオフをはっきりさせること」。相手のことを考えるのは支度部屋に入ってから。会場から出ると相撲のことは忘れる。「オフ」の時間はユーチューブに没頭し「ゲーム実況」の動画などでリラックスしている。

 16年初場所に24歳で新関脇となったが、現在は同じ学生相撲出身で自分より年下の御嶽海、北勝富士、朝乃山が三役を張っている。若手の台頭に「焦りの方が大きい。若手じゃなくなった。28歳は相撲界では中高年」と危機感も。それを払しょくするチャンスが巡ってきた。「淡い期待はしていない」とあくまでネガティブだが、今年は初場所から全て優勝者が違う混戦の一年。何が起きてもおかしくない。

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