【玉ノ井親方 視点】高安の右差しを読んでいた北勝富士

[ 2019年11月14日 08:43 ]

大相撲九州場所4日目 ( 2019年11月13日    福岡国際センター )

高安(左)を押し出しで破った北勝富士(撮影・岡田 丈靖)
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 北勝富士は高安がどう取ってくるか、流れを読んでいたようだ。大関は左肘に不安を抱えている。いつもなら左差しを狙うが、この一番は右を差しにくるだろう。その予想通り、高安は右を差しにきた。そこを狙い澄まして左から強烈なおっつけを見舞い、相手の体を浮き上がらせた。二の矢の足の運びも速く一気に勝負を決めた。

 一方の高安は差し手にこだわりすぎた。ケガの影響で左を十分に使えなかったのであれば、もっと突き放して取るべきだった。その方が肘にも負担がかからないし、自分の形にもなりやすい。初日の大栄翔戦はそういう相撲で勝ったが、2日目からは差し手を狙う相撲に変わってしまった。当人なりの考えがあるのかもしれないが、休場明けの場所はそこまで体が動かない。相撲の流れをつかむことの大事さをもっと考えるべきだろう。(元大関・栃東)

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