ティンバーウルブスの大黒柱タウンズが2試合の出場停止 2日にウィザーズと対戦

[ 2019年11月1日 09:45 ]

76ers戦で乱闘を引き越したティンバーウルブスのタウンズ(AP)
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 NBAは10月31日、リーグ屈指のセンターでもあるティンバーウルブスのカールアンソニー・タウンズ(23)と76ersのジョエル・エンビード(25)に対して2試合の出場停止処分を科した。

 両者は10月30日、フィラデルフィアで行われた試合で序盤からののしり合いを演じ、第3Qにエンビードがタウンズにつかみかかって乱闘状態に突入。タウンズもパンチを繰り出して応酬したために、両軍スタッフがコートに入って制止する事態となった。2人はこの時点で退場処分。その行為を重く見たNBAは1試合ではなく2試合の出場停止に踏み切った。

 ここまで3勝1敗のティンバーウルブスは2日(日本時間3日)に敵地ワシントンDCで八村塁(21)が所属するウィザーズと対戦するが、4日(同5日)のバックス戦を含めて、今季の年俸が2728万5000ドル(約29億5000万円)で、平均27・3得点、11・5リバウンド、4・0アシスト、1・8ブロックショットをマークしていた大黒柱のセンターが離脱。211センチ、112キロのタウンズは2015年ドラフトの全体トップ指名選手で、デビュー年から3季連続でシーズン82試合にフル出場。5試合を欠場した昨季も24・4得点、12・4リバウンドをマークしていた。

 なおティンバーウルブスの先発パワーフォワードはロバート・コビントン(28=201センチ、95キロ)で、同選手は2017年シーズンに「オール・ディフェンシブ・チーム」のファーストチームに選出されている守備のスペシャリスト。八村が同チーム選出の選手とマッチアップするのはこれが初めてとなる。

 エンビードが所属する76ersは開幕5連勝中。2日にトレイルブレイザーズ、4日にサンズの西地区の両チームとの対戦が組まれているが、ティンバーウルブス同様に主力センターを欠いての試合となる。

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2019年11月1日のニュース