渋野、米ツアー初のオーバーパーで34位後退…「バカだったかな」15番コンクリ上からショット

[ 2019年11月1日 17:46 ]

米女子ゴルフツアー スウィンギングスカート台湾選手権 第2日 ( 2019年11月1日    台湾・新北市 美麗華クラブ=6504ヤード、パー72 )

<スウィンギングスカートLPGA台湾 2日目>15番、大勢の観客の視線を浴び、カート道から第2打を放つ渋野(撮影・木村 揚輔)
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 第2ラウンドが行われ、首位と3打差の8位から出た渋野日向子(20=RSK山陽放送)は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを落とし、通算1アンダーの34位に後退。米ツアー6ラウンド目にして初めてのオーバーパーをたたき、「しんどかったです。出だしの方がよかっただけに、この終わり方は本当に情けないなあというか。残念です」と振り返った。

 2番パー5で2オンに成功してバーディーを先行させると、続く3番パー3ではグリーン奥エッジからの2打目を直接カップイン。2日連続のチップインバーディーでスコアを伸ばした。しかし、7番で約1・5メートルのパーパットがカップにけられて流れが変わった。

 後半の15番ではティーショットを右に曲げ、ボールはカート道に。救済のニヤレストポイントがカート道の右側が深い植え込みだったため、救済を受けずに直接コンクリートから2打目を放つもグリーン左の池にいれてダブルボギー。「右の手前から攻めていくとかそういうことは出来たと思うのに、わざわざピンを狙っていったのがバカだったかなって思います」。さらにコンクリートから打ったことで5Iのソールに傷が入ってしまい「はい、傷つきました。ちょっと埋まってました。悲しいです。でも、仕方ないです。そこに打つのが悪いんです」と肩を落とした。

 首位とは11打差に開いたものの、まだ競技は2日間残っている。20歳は「あと2日あってビックスコアが出れば分からないですけど、出せそうな雰囲気じゃないので…」としながらも「今日のようなゴルフを明日、明後日しないようにがんばりたい。もったいないですもんね」と自らを奮い立たせていた。

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