青学大・原監督“合意なきマラソン札幌開催” 3つの視点で問題提起

[ 2019年11月1日 17:52 ]

青学大陸上部監督の原晋氏
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 青学大陸上部の原晋監督(52)が1日、ツイッターを更新。20年東京五輪のマラソン・競歩の開催地が札幌に変更されることになったことについて持論を展開した。

 この日、国際オリンピック委員会(IOC)が提案した札幌移転案について東京都、IOC、大会組織委員会、政府による4者会議が1日、都内で行われた。小池百合子都知事は「IOCの決定に同意することはできないが、最終決定を有するIOCの決定を妨げることはしない。あえて申し上げるなら“合意なき決定”です」と話した。

 IOCのコーツ調整委員長は、バッハ会長のコメントととして「あんなに熱心に準備を進めたので都民の落胆はよく分かる。理解してほしい。これはアスリートの健康を守るためにやらざるを得ない決定だった」と話した。

 原監督はツイッターで「『合意なき決定』がなされた。今回の問題を受け3つの視点で考えると(1)日本陸連としての立場が弱すぎる(2)アスリート自らの思いを発信できてない(3)トラック&フィールド多種目混在する中マラソンへの思いや当事者意識の欠如」と指摘。「陸上界の輝く未来の実現の為に!今一つ考えてみよう」と呼び掛けた。

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2019年11月1日のニュース