ジョセフJに続け!車いすラグビー日本61点快勝発進

[ 2019年10月17日 05:30 ]

車いすラグビー ワールドチャレンジ ( 2019年10月20日    東京体育館 )

ブラジル戦でボールを運ぶ池
Photo By 共同

 開幕して1次リーグが行われ、A組で世界2位の日本は同10位のブラジルに61―42で快勝した。日本は序盤、エース池崎(三菱商事)の連続得点でペースをつかみ、後半は高校2年の橋本(田村高)らの活躍でリードを広げた。大会は世界ランキング上位6チームなどが参加。8チームが2組に分かれて1次リーグを実施。各組上位2チームが19日の準決勝に進む。B組では16年リオ・パラリンピック覇者で世界1位のオーストラリアがニュージーランドを下した。

 日本代表を引っ張る池や池崎といったベテランが「将来を背負う」と期待する高校2年の橋本が躍動した。力強いチェアワークで後半に得点を重ね「自信を持ち、焦らずにプレーすることを心掛けた」と充実感をにじませた。台風19号で大きな被害を受けた福島県の出身。自宅は無事だったといい「福島の方々のおかげでプレーできている。感謝の気持ちを忘れないようにしたい」と神妙な口ぶりだった。

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2019年10月17日のニュース