佳純、打倒中国へ ラグビー代表から刺激「勇気もらった」

[ 2019年10月17日 05:30 ]

記者会見に出席した張本智和、石川佳純ら日本代表選手たちと監督、全農の安田忠孝常務理事(右端)
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 卓球のJA全農ワールドカップ団体戦(11月6日開幕、東京体育館)に出場する日本代表が16日に都内で会見し、女子世界ランク8位の石川佳純(26=全農)が「たくさんある試合の中でも大きな大会。優勝目指して頑張りたい」と抱負を語った。ラグビーW杯で史上初の8強入りした日本代表にも刺激を受けている。格上の強豪相手に勝利を挙げる姿を見て「私たちもやれるという勇気をもらっている」と打倒・中国へ意気込んだ。

 今大会は東京五輪のテスト大会として照明や卓球台の配置も本番仕様となる。会場もファンで埋まることが予想されるが、石川は「日本開催はプレッシャーもかかるが、応援をパワーに変えたい」と力強く語った。

 《張本「金目指す」》男子で世界ランク5位の張本智和(16=木下グループ)は「地元の力を生かして金メダルを目指したい」と意気込みを語った。団体戦経験が少ないことが唯一の不安要素だというが「実力を100%出し切ってチームのために点を取りたい」と気合は十分だった。男女通じて最年長の水谷隼(30=木下グループ)は「1万人近い中で試合ができるということで期待でいっぱいです」と話していた。

 《全農安田常務理事エール 被災地に「勇気と感動を」》卓球日本代表のオフィシャルスポンサーで、石川と所属契約する全農が今大会に特別協賛。会見に出席した全農の安田忠孝常務理事は「ラグビー日本代表の大躍進が国民の皆さまに元気と勇気を与えているように、卓球ワールドカップも被災地の皆さまに勇気と感動を与えられるような大会になることを祈っている」と話した。全農は2011年から卓球日本代表のオフィシャルスポンサーとなり、ニッポンの食で応援してきた。大会に向けて安田常務理事は「今大会でも全農グループが一体となり、選手の皆さまをニッポンの食でサポートいたします。“心ひとつに、ニッポンエール”を合言葉に日本代表チームに熱いエールを送りたい」と思いを語った。

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2019年10月17日のニュース