遼　難コースも1Wで攻める　17日開幕日本オープン

練習ラウンドでティーショットを放つ石川
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　男子ゴルフのメジャー最終戦、日本オープンは17日に福岡県の古賀GC（6817ヤード、パー71）で開幕する。石川遼（28＝CASIO）はイン9ホールを回り「今年回った中で一番難しいコース。それだけリスクを伴うが、（刻まずに）1Wでティーショットを打てばアドバンテージになる。自信を持ってやりたい」と攻めの姿勢を強調した。

　17歳で出場し古賀GCで行われた08年大会では通算3オーバーで2位。11年ぶりに戻ってきた好相性の地でリベンジを目指し、目標のバーディー数を「1日5個」に設定。7月の日本プロに続くメジャー連勝も懸かっており、達成すれば04年のS・K・ホ（ツアー選手権、日本プロ）以来15年ぶりとなる。「日本オープンを勝って（メジャーの）歴史の重みを感じたい」と力を込めた。

　《スコット初Vへ　今回は万全出陣》2年連続5度目の出場となる13年マスターズ覇者のアダム・スコットが「これまで休みぼけの状態でのプレーだったが、今回は十分な準備をしてきた」と初優勝へ意欲を見せた。2週前に米PGAツアーに出場し、プライベートジェットで来日するなど実戦感覚も体調管理も万全。15年の7位を除けば昨年の50位など好成績を残せなかっただけに「今週はほとんど1Wを使わず、しっかりフェアウエーをキープしたい」とコース攻略のシナリオを描いた。