大坂なおみ「自分が成長したように感じる」 敗戦も涙なく前向き、時折笑顔も

[ 2019年9月3日 07:46 ]

<全米オープン第8日 大坂なおみ・ベンチッチ>試合後の会見で浮かない表情の大坂なおみ(撮影・小海途 良幹)
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 テニスの四大大会、全米オープン(ニューヨーク、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)は2日に女子シングルス4回戦を行い、第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)は世界ランク12位のベリンダ・ベンチッチ(22=スイス)に5―7、4―6で敗れ、連覇を逃した。今大会終了後に発表される世界ランキングでは1位から陥落することが確定した。

 今季2敗の難敵に再び苦杯を喫した。第1セットはいきなりブレークを許すも第4ゲームをブレークバックして3連取。一度は流れを取り戻したが、最後まで続かなかった。大坂のプレーが決して悪かったわけではない。相手のミスは6度のダブルフォルトを含む12本。低い軌道のラリーは精度が高く、ネットプレーでも確実にポイントを奪った。「彼女はとてもキレイにプレーした」と称えたが、涙を見せることはなく「自分が間違ったことをしたとは言いたくない。もっと前向きに考えたい」と語った。

 前回覇者として臨む大会は今回で2回目。くしくも、初めて連覇を狙った3月のBNPパリバ・オープン(米国)もベンチッチに阻まれていた。「もちろん私は連覇したかった」。それでも、その表情はこれまでとは異なる。初戦敗退したウィンブルドン選手権は会見を途中で打ち切ったが、この日は時折笑顔を見せながら質問に応じ「今の私は落ち着いている。自分が成長したように感じるの」と笑った。

 次戦は自身が生まれた大阪で行われる16日の東レ・パンパシフィック・オープン。「今はテニスのことは考えてない。たこ焼きだけ。巨大なタコの看板の通りに行って、お好み焼きを食べて…」と冗談で周囲を笑わせつつ「大阪は久しぶり。戻れるのが楽しみだわ」と声を弾ませた。その笑顔は、自分自身と戦ってプレッシャーを乗り越え、一回り成長した何よりの証だった。本大会はWOWOWで放送。

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