川内優輝がMGC大予想!大本命は井上、設楽悠は「30キロまで我慢できたら…」

[ 2019年9月3日 21:04 ]

イベントでMGCの予想をする川内
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 陸上の世界選手権(27日開幕、ドーハ)男子マラソン日本代表の川内優輝(31=あいおいニッセイ同和損保)が都内でトークイベントに出席し、9月15日に行われる東京五輪マラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」について、18年アジア大会金メダルの井上大仁(26=MHPS)をあらためて猛プッシュした。「けん制レースとなったアジア大会の優勝は一部では評価が良くないが、アジア大会後に2時間4分台を出したバーレーン選手にラスト勝負で勝った。最有力で大本命です」と太鼓判を押した。

 「17年ロンドン世界選手権のときは、まさか私と中本健太郎選手に負けるとは思わなかったと思うんです。前半突っ込んで後半落ちた反省を生かしてアジア大会で勝った。勉強しているし、負けず嫌い。やっぱり最有力ですね」と世界選手権をともに戦った井上にエールを送る。

 同世代のスーパースターという佐藤悠基(32=日清食品グループ)も川内にとっては本命候補。「今年の仙台ハーフマラソンもゴールドコーストハーフもMGCに出場する日本人の中でトップ。ハーフでの調整がうまくいっている。30キロまで集団にいて、35キロまで余裕な表情をしていたら本命です」と期待を込める。

 一方で、設楽悠太(27=ホンダ)については「設楽選手は分からない部分がある。ゴールドコーストマラソンで2時間7分台を出して行けると思ったんですが、2時間6分台の記録を持つ設楽選手が2時間15分のレースになったときに我慢できるのか。20キロ前で飛び出したら本命、対抗から落ちる。30キロまで我慢できた場合の条件付き有力選手です」と予想した。

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2019年9月3日のニュース