奈紗好発進!6アンダー、首位と2打差5位「ピンをデッドに狙っていけた」

[ 2019年8月31日 05:30 ]

米女子ゴルフ ポートランド・クラシック 第1日 ( 2019年8月29日    オレゴン州 コロンビアエッジウオーターCC=6476ヤード、パー72 )

第1ラウンド、6アンダーで5位の畑岡奈紗
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 畑岡奈紗(20=森ビル)は1イーグル、5バーディー、1ボギーの66をマークし、首位と2打差の5位と好発進した。横峯さくら(33=エプソン)が68で24位、上原彩子(35=モスバーガー)は69で34位、山口すず夏(19=環境ステーション)が72で89位。今季の全米女子プロ選手権覇者のハンナ・グリーン(22=オーストラリア)とホ・ミジョン(29=韓国)が64で首位に並んでいる。

 持ち味のショットの精度が戻ってきた。畑岡は次々にピンに絡めて5位の好発進。「5アンダーが目標だったから、達成できて良かった。朝の雨でグリーンが軟らかく、ピンをデッドに狙っていけた」と胸を張った。

 インからスタートすると、15番パー4の第2打を30センチにつけてバーディー。ともにパー3の16番で20センチ、2番では30センチにつけるスーパーショットを披露して「ホールインが惜しかった」。だが、最大の見せ場は7番パー5。残り194ヤードの第2打を5Iで1メートル強に寄せてイーグル。「あれは大きかった」と笑みを浮かべた。

 3大会連続の予選落ちとなった8月初めのAIG全英女子オープン後、日本に帰国してスイングを修正した。5位で終えた前週は「70%」と話していたが、今週は「凄く良くなっている」と手応えを感じている。今大会は岡本綾子、宮里藍らが優勝するなど日本人と相性がいい。20歳は「まだ初日。あと3日頑張りたい」と今季2勝目へ、気を引き締めた。

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2019年8月31日のニュース