村上、女子総合で圧倒V 集大成の東京五輪へ向けさらなる進化

[ 2019年8月31日 05:30 ]

体操 全日本シニア選手権 ( 2019年8月30日    福井県営体育館 )

ゆかで演技する村上                               
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 18年世界選手権個人総合銀メダルの村上は、圧巻の演技で2位と1点以上の差をつけ優勝した。今年5月のNHK杯は腰のケガで棄権し、世界選手権代表入りを逃していた。

 内村同様、復帰戦となる今大会では「ミスなく、ペースを崩さなくて良かった」と笑顔。参加選手唯一の14点台を叩き出した床運動は新演目、新衣装での挑戦。新社会人になった節目の年に「ジャージーも体操も大人っぽくした。ケガをしてから作ったから、ここが終わりではなくスタートという気持ち」と語った。東京五輪以降は第一線を退くと明言した体操女子のエースは一回り成長して戦いの舞台に帰ってきた。

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2019年8月31日のニュース