世界柔道女子78キロ超級 素根輝、個人戦初出場で初優勝 朝比奈沙羅は銅

[ 2019年8月31日 20:40 ]

<柔道世界選手権第7日>女子78キロ超級決勝、オルティスに果敢に攻め込む素根=左(撮影・篠原岳夫)
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 柔道の世界選手権第7日は31日、東京・日本武道館で男女計2階級が行われ、女子78キロ超級で素根輝(19=環太平洋大)が個人戦初出場で優勝を果たした。

 素根は初戦の2回戦から冷静な試合運びを見せ、3試合を勝ち上がった。準決勝はサイト(トルコ)を合わせ技一本で下し、ロンドン五輪金、前回銀メダルのオルティス(キューバ)との決勝は延長の末、指導3による反則勝ちを収めた。

 同級2連覇を狙った朝比奈沙羅(22=パーク24)は準々決勝で敗れたが、敗者復活戦を勝ち上がって3位決定戦を制した。

 ◆素根 輝(そね・あきら)2000年(平12)7月9日生まれ、福岡県久留米市出身の19歳。7歳から柔道を始め、中3で出場した世界カデ選手権70キロ超級を制覇。16年4月に福岡・南筑高に進学し、17年に全日本選抜体重別選手権を初制覇。昨年は全日本女子選手権、アジア大会、ワールドマスターズなどを制覇した。4月に環太平洋大に進学、同月全日本女子選手権連覇を果たした。1メートル62、110キロ。左組み。得意技は大内刈り、体落とし。

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