男子バスケのW杯中国大会が開幕 V候補のセルビアは圧勝 日本はあすトルコ戦

[ 2019年8月31日 18:23 ]

北京で行われたW杯の開会式。優勝トロフィーを持つのはNBA元ロケッツの姚明(AP)
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 男子バスケットボールのW杯中国大会が31日に開幕。参加国は前回スペイン大会(2014年)から12チーム増えて32チームとなり、広東州仏山で行われたオープニング・ゲームでは世界ランク4位のセルビアが同39位のアンゴラを105―59(29―20、21―12、28―15、27―12)で下して初戦を白星で飾った。

 セルビアは国際バスケットボール連盟が開幕前に発表したパワーランキングでは米国より上の1位。先発したNBAキングスのボグダン・ボグダノビッチ(27)は20分の出場で得意の3点シュートを7本中5本成功させて24得点を稼ぎ、昨季のNBA球宴に選出されているナゲッツのセンター、ニコラ・ヨキッチ(24)はベンチから出て22分で14得点(3点シュートは3本とも成功)、5リバウンド、6アシストをマークした。2メートル21のボバン・マリヤノビッチ(31=マーベリクス)は17分で12得点と10リバウンドを記録。チームのフィールドゴール(FG)成功率は65・5%に達するなど、優勝候補らしい試合内容を見せた。

 アンゴラは第1Q中盤までは競り合ったが、その後はセルビアの高さとシュート力の前にリズムをつかめず、後半は点差がジリジリと開いていった。

 1次予選でセルビアとアンゴラはフィリピン、イタリアと同じD組。なおE組の日本は1日に上海でトルコと初戦で顔を合わせる。

 <チーム成績>

 ▼フィールドゴール成功率=セルビア65・5%(55本中36本)、アンゴラ35・6%(59本中21本)
 ▼3点シュート成功率=セルビア65・0%(20本中13本)、アンゴラ30・8%(26本中6本)
 ▼フリースロー成功率=セルビア80・0%(25本中20本)、アンゴラ69・2%(13本中9本)
 ▼リバウンド=セルビア41、アンゴラ19
 ▼アシスト=セルビア32、アンゴラ7
 ▼スティール=セルビア7、アンゴラ5
 ▼ブロックショット=セルビア1、アンゴラ3
 ▼ターンオーバー=セルビア16、アンゴラ16
 ▼反則=セルビア13、アンゴラ24

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2019年8月31日のニュース