男子100キロ級・ウルフ、笑顔なき銅メダル 王者奪還ならず

[ 2019年8月31日 05:30 ]

柔道世界選手権 第6日 ( 2019年8月30日    東京・日本武道館 )

男子100キロ級表彰、銅メダルを胸にするウルフ・アロン(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 2年ぶりの世界一を逃したウルフは「これが自分の現状。細かい部分で甘さが出た」と悔しさを押し殺した。初戦から動きが硬く、延長にもつれた準々決勝は前回王者・趙グハムが執ように繰り出す一本背負いで技ありを許した。当日計量を気にして朝食を思うように取れず、コンディションに影響したとあって「1試合目から準備しないと」と反省した。

 4月に結婚し、全日本選手権で初優勝。左膝手術の影響で5位に終わった昨年の雪辱を果たして東京五輪に臨む構えだったが、逆に1年前で外国勢の目の色が変わったのを感じたという。「今年獲れなかった金色のメダルを来年は獲りたい」と話すウルフに、全日本男子の井上康生監督は「強豪が多い階級。今のままでは厳しい。十分に力は持っているが…」と奮起を促した。


 ◆ウルフ・アロン 1996年(平8)2月25日生まれ、東京都出身23歳。6歳で柔道を始め、東海大浦安高では2年の時に1学年上のベイカー茉秋とともに団体戦で3冠を達成。東海大に進学し15、16年の講道館杯を2連覇。世界選手権は17年優勝、昨年は5位。今年4月の全日本選手権で初優勝。了徳寺大所属。左組み。得意技は大内刈り、内股。父が米国出身のハーフ。1メートル81。

続きを表示

この記事のフォト

「渋野日向子」特集記事

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特集記事

2019年8月31日のニュース