世界柔道男子100キロ超級 原沢久喜は銀 難敵続々撃破も決勝で苦杯

[ 2019年8月31日 21:24 ]

<柔道世界選手権第7日>男子100キロ超級の原沢は決勝で3回目の指導を受け反則負け、銀メダルに終わる(撮影・篠原岳夫)
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 柔道の世界選手権第7日は31日、東京・日本武道館で男女計2階級が行われ、男子100キロ超級で昨年3位の原沢久喜(27=百五銀行)は決勝で敗れ、初優勝を逃した。

 リオ五輪銀メダリストの原沢は準々決勝で同五輪3位のラファエル・シルバ(ブラジル)に延長戦の末、指導3による反則勝ち。準決勝は昨年覇者で世界ランキング1位のトゥシシビリ(ジョージア)を合わせ技一本で下し、リオ五輪男子100キロ級王者のクルパレク(チェコ)との決勝は延長戦の末、指導3による反則負けを喫した。

 ◆原沢 久喜(はらさわ・ひさよし)1992年(平4)7月3日生まれ、山口県下関市出身の27歳。日新中―早鞆高―日大。日本中央競馬会からフリーを経て百五銀行に所属。6歳から柔道を始める。15年に全日本選手権、16年は全日本選抜体重別選手権を初制覇、リオ五輪男子100キロ超級銀メダル。得意技は内股。1メートル91。

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