錦織「攻める気持ちを常に持っていたい」、ウィンブルドン開幕へ会見

[ 2019年6月30日 02:17 ]

練習後に握手する錦織(左)とナダル
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 7月1日に開幕するテニスのウィンブルドン選手権に出場する男子シングルス世界ランク7位で第8シードの錦織圭(29=日清食品)が29日、会見に臨んだ。前哨戦のノベンティ・オープン(ドイツ・ハレ)を右上腕の負傷で欠場していたが、「2週間でリフレッシュできて、準備としては問題なくできている。こういう形で(大会に)入るのは初めて。フレッシュな気持ちで迎えられている」と語った。

 前回大会で初めてベスト8に入った。芝コートは苦手意識があったが、「嫌いというイメージはもう全くなくなった。力だけなく頭の勝負もある。そういうところも芝は面白いと思う」と言う。今月の全仏オープンでは3、4回戦をフルセットで戦ったため、ナダル(スペイン)に敗れた準々決勝で体力差は歴然だった。「攻撃的にプレーしないといけない。ある程度、ラリーは以前よりも続くので焦りすぎないのも大事ですけど。前提としては攻める気持ちを常に持っていたい。その気持ちは大事にしたい」と攻撃スタイルを貫く構えを見せた。

 錦織は1回戦で世界115位のモンテイロ(ブラジル)と対戦。順当に勝ち進んだ場合、自身初の4強入りを懸けて同3位のフェデラー(スイス)と相まみえる可能性が高い。

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2019年6月29日のニュース