400障害 “ちょんまげハードラー”安部 五輪参加標準記録を突破 2年ぶり優勝で世界切符

[ 2019年6月29日 20:59 ]

第103回陸上日本選手権第3日 ( 2019年6月29日    福岡市・博多の森陸上競技場 )

男子400メートルハードル決勝、優勝を果たした安部(撮影・会津 智海)
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 世界選手権(9月28日開幕、ドーハ)の代表選考会を兼ねて行われ、男子400メートル障害は“ちょんまげハードラー”の安部孝駿(27=ヤマダ電機)が20年東京五輪の参加標準記録を突破する48秒80で2年ぶりに優勝し、世界切符を獲得した。

 前半から軽快な走りで後続を突き放し、ゴール後は豪快にほえた。今季は海外を転戦し、今大会が国内初戦。「日本選手権よりも世界選手権やオリンピックを見てやってきた。今までとやり方を変えて不安もあったけど自分との戦いに勝てて、つい声が出てしまいました」と振り返った。

 アジアや欧州で体格の大きい選手と走り、「持ち味」とする1メートル92の身長を生かしたハードリング技術などを学んだ。「走り方、レース運び、ウオーミングアップの仕方。良いところは参考にしている」。連戦で得た修正能力も発揮。「このスタイルを貫いていきたい。すごく意味のある海外転戦だった」と確信を得た。

 7月も欧州遠征を予定していたが疲労を考慮し、今後は「体と相談しながら」世界選手権を目指す。400メートル障害は為末大氏が2度の銅メダルを獲得した種目。「世界陸上のファイナル」を掲げてきたエースは周囲の期待を物ともせず、「引き継ぐというよりも自分が歴史をつくっていきたい」と力強く言い切った。

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