穴掘り職人から転身した白神嶺治が放駒部屋に入門 5月の夏場所デビューへ

[ 2026年4月20日 16:43 ]

師匠の放駒親方と握手する白神
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 東洋大出身の白神嶺治(23)が20日、大相撲の放駒部屋に入門を発表した。東京都足立区の同部屋で会見し「関取になれるように頑張りたい」と抱負を述べた。夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)でのデビューを目指し5月1日の新弟子検査を受検する。四股名は本名の「白神」を名乗る予定。

 札幌市西区出身。相撲少年団で指導する父の影響で、物心ついた頃からまわしを締めて中学から石川県に相撲留学した。金沢市工から東洋大に進んだが、3年時に左膝前十字じん帯断裂の大ケガを負って手術。その影響で復帰後も思うような活躍ができなかった。「もうプレーヤーはいいかな」と卒業後は父の白神治さんが経営する土木関係の会社で勤務。温泉掘削や井戸掘りなどが専門で「現場出て穴ばっか掘っていた」という。国体には出場したものの相撲からは離れた生活が続くなか、今年1月に「若いうちにやって後悔しないようにと」とプロ入りを決意。数部屋の稽古を見学した結果「部屋の雰囲気と親方の人柄の良さ」が決め手になった。

 2002年生まれで高校時代はコロナ禍で活躍する場が少なかった世代。それでも小結・熱海富士、幕内・藤凌駕らが活躍。「同年代が幕内で戦っているので、同じレベルには上がりたい」と意欲を示す。小結・熱海富士とは同学年でわんぱく相撲と全中で2度対戦し1勝1敗だったという。

 高校、大学の先輩にあたる師匠の放駒親方(元関脇・玉乃島)は「まずは関取。そこから夢が広がっていければいい。一山本、島津海に次ぐ次の関取への期待は大きい。人に愛される、人気者になってほしい」と評価。同じく北海道出身で役場勤務を経て大相撲で成功した兄弟子・一山本に次ぐ脱サラ旋風を目指す。

 ◇白神 嶺治(しらがみ・れいじ)2002年(平14)12月25日生まれ、札幌市西区出身の23歳。3歳から父・治さんが指導する札幌相撲少年団で相撲を始め、中学から石川県に相撲留学。鳴和中から金沢市工高を経て東洋大。卒業後は父が経営する「白神さく泉」に入社。1メートル80、175キロ。得意は押し。家族は両親と姉、妹。趣味はドライブとスニーカー収集。

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