一山本 3場所連続勝ち越し 琴鎌谷は3連勝から3連敗

[ 2019年5月22日 15:16 ]

大相撲夏場所11日目 ( 2019年5月22日    両国国技館 )

 新十両を狙う幕下上位の取組で、東幕下3枚目の一山本(25=二所ノ関部屋)は、佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)の長男で東幕下2枚目の琴鎌谷(21=佐渡ケ嶽部屋)を破って4勝目、勝ち越しを決めた。

 立ち合いから激しく突っ張り、いなしも入れながら最後まで攻め抜いた。「良かった。緊張したけど、しっかり手を伸ばして突ききれた。勝ち越せないと上(関取)に上がれない」と頬を紅潮させた。昨年名古屋場所は東幕下3枚目で3勝4敗、続く秋場所は西幕下5枚目で1勝6敗と壁にぶち当たったが、3場所連続勝ち越しでチャンスのある番付まで戻った。白星を上積みして昇進へ前進したい。

 一方の琴鎌谷は3連勝から3連敗で星は五分になった。取組後は終始、硬い表情。相撲内容に関し「ちょっと分からない」、最後の一番に関し「一日一番、集中していきます」と話した。

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2019年5月22日のニュース