琴恵光の付け人 幕下・琴手計 鼻血を出しながら勝ち越し

[ 2019年5月22日 15:27 ]

大相撲夏場所11日目 ( 2019年5月22日    両国国技館 )

 幕内・琴恵光の付け人の幕下・琴手計(19=佐渡ケ嶽部屋)が北ハリ磨を破り勝ち越しを決めた。

 激しい攻防を物語るように鼻から血を出して花道を引き揚げてきた。

 「(鼻血は)久しぶりです。きょうは焦らないで動けたと思います」と息をつきながら振り返った。

 今場所は付け人についている琴恵光が10日目を終え8勝2敗と白星を重ね、鶴竜らトップグループに1差と好調をキープしている。関取は言葉数が多いタイプではなく取組前のアドバイスなどはなかったそうだが「勝った後は“おお良かったな”とか声を掛けてもらいます。凄く励みになります」と感謝する。

 「関取は取組に対する集中力が凄い。15日間、常に最高の状態に持っていっている」とその姿勢を手本にいい流れをつくっている。

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2019年5月22日のニュース