【玉ノ井親方 視点】我慢して下がらなかった鶴竜 栃ノ心は賜杯争いで怖い存在

[ 2019年5月22日 08:22 ]

大相撲夏場所10日目 ( 2019年5月21日    両国国技館 )

阿炎(左)をはたき込みで破る鶴竜(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 鶴竜は立ち合いで一度突っかけ、取りづらそうな様子を見せた。阿炎は回転のいい突っ張りが持ち味。押されても回り込むのがうまい横綱だが、相手は腕も長いし突きもいい。まともに引いてしまうといっぺんに持っていかれる可能性があった。ただ、立ち合いで当たってからは速射砲のように繰り出される突っ張りにも下からあてがって応戦。我慢して下がらなかった分、はたき込みもうまく決まった。

 1敗で並ぶ栃ノ心も安定した相撲を見せた。馬力のある御嶽海の出足を正面から受け止め、左で前まわしを取って一気に土俵の外まで持っていった。足のケガで大関から陥落したが、それが回復すれば力が出るのは分かっている。大関復帰まであと1勝。その先には賜杯争いもある。鶴竜にとって怖い存在であるのは間違いない。(元大関・栃東)

続きを表示

「NBA」特集記事

「羽生結弦」特集記事

2019年5月22日のニュース