やり投げ 21歳北口、東京でメダル視野 走り幅跳び 橋岡は堂々日本新宣言

[ 2019年5月22日 09:30 ]

2020 THE PERSON キーパーソンに聞く

陸上の木南道孝記念女子やり投げ 64メートル36の日本新記録で優勝し掲示板の前でポーズをとる北口
Photo By 共同

 今季のフィールド種目では若手に好記録が続いている。今月6日の木南記念では女子やり投げの北口榛花(21=日大)が64メートル36の大遠投で、15年に海老原有希がマークした63メートル80を4年ぶりに56センチも更新。フィールド種目で東京五輪参加標準記録を真っ先に突破して一躍新ヒロインに躍り出た。リオ五輪の6位相当、今季世界6位とメダル獲得も視界に入ってきた。

 4月のドーハ・アジア選手権で走り幅跳び日本歴代2位の8メートル22で優勝した橋岡優輝(20=日大)は日本記録(森長正樹の8メートル25)更新に最も近いジャンパーだ。父・利行さんは棒高跳びの元日本記録保持者で、母・直美さんは日本選手権100メートル障害の優勝経験者。今年中に8メートル30を出すと宣言するなどハートの強さも一級品で、ロンドン五輪銀メダル相当の自己ベストを引っ提げて20年東京五輪でも大ジャンプが期待される逸材だ。

続きを表示

この記事のフォト

2019年5月22日のニュース