納谷 貴ノ富士に敗れ優勝争いから後退「気持ちが高ぶって抑えられなかった」

[ 2019年5月22日 15:28 ]

大相撲夏場所11日目 ( 2019年5月22日    両国国技館 )

 貴景勝の付け人の幕下・納谷(19=大嶽部屋)は、全勝対決となった貴ノ富士との一番に敗れ、優勝争いから後退した。

 立ち合いから突き放して押し込んだものの、相手にまわしを取られじりじり後退。そのまま寄り切られた。

 「(立ち合いは)うまくはじけたんですけどね。最後、土俵際でもう一度(突いて)いけばよかったです」と悔しさをにじませながら話した。

 先場所は6連勝しながら、7番目の相撲で十両経験者の美ノ海に敗れた。今場所も5連勝で6番目の相撲で十両経験者の貴ノ富士に土をつけられた。この2場所は十両経験が“壁”になっているが「慣れじゃないですけど、自分が思っているほど差はないなと」と成長の手応えを感じている。

 取組前には「気持ちが高ぶって抑えられなかった。それを抑えた方がいいのかむき出した方がいいのか」と場所を重ねるごとに成長の収穫も得ているようだ。

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2019年5月22日のニュース