幕下・納谷 勝ち越し王手 間近で見た貴景勝「集中力が凄かった。見習っていかないと」

[ 2019年5月17日 14:23 ]

大相撲夏場所6日目 ( 2019年5月17日    両国国技館 )

<5月場所6日目>押し出しで竜勢(右)を破った納谷(撮影・森沢裕)
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 休場した大関・貴景勝の付け人の幕下・納谷(19=大嶽部屋)が竜勢を破り3連勝で勝ち越しに王手を懸けた。

 立ち合いは「ちょっと踏み込みがなかった」というが、すぐに手を伸ばして相手を突きはなす。その後も休まず前に出て押し倒した。「今日は体重の乗りが良かった。朝から立ち合いの稽古をしていたのでそれが良かったのだと思います」と淡々と振り返った。

 初日から負けなしで3連勝は先場所と一緒。「(相撲の状態は)同じ感じではないですけど、集中してできています」と手応えを口にする。今場所は同じ一門の貴景勝の指名で初めて大関の付け人を務めていたが、その休場と同時にお役御免となってしまった。

 「(そばで見ていて)土俵に行くまでの流れとカッコいいというか、集中が凄かった。(番付の)上に上がるにはこういうところを見習っていかないといけないと思いました」と話していた。

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2019年5月17日のニュース