五十嵐圭 新潟アルビレックスBB残留意向示唆 更なる進歩目指し4季目もプレーへ

[ 2019年5月17日 20:18 ]

アルビレックスBB五十嵐圭
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 新潟アルビレックスBBのPG五十嵐圭(39)が16日、チーム残留の意向を示唆した。五十嵐はこの日、グリーンヒル長岡GCで開催された球団主催のゴルフコンペ「ふれあいゴルフコンペ」に参加後、取材に応じた。今後の交渉を経て正式に契約すれば4季目となる。中地区初優勝、チャンピオンシップ(CS)初出場を果たした今季から、さらなる進歩を目指して新シーズンに挑む構えだ。

 来季の去就について、五十嵐が思いを口にした。「入団会見の時にも言ったようにユニホームを脱ぐ覚悟でここ(新潟)に来ている。そういう気持ちは以前から変わっていない」と来季も残留する意向を示唆した。今後、球団と契約交渉を行うが、方向性は明確だ。

 契約を更新すれば4季目となる五十嵐は「CS出場と中地区優勝という結果がついてきた(新潟での)3季目だったが(準々決勝敗退で)逆に悔しい思いもある。先の目標を立てて、またそれに向けて頑張りたい」と今季を上回る成績を目指す気持ちを鮮明にした。

 4月28日の準々決勝第2戦でA東京に敗れてシーズンが終了。その後は準決勝・千葉―栃木戦の第1戦、決勝・A東京―千葉戦を会場で観戦した。「客観的に試合を見ることで(新潟に)足りない部分を感じた。素直にあの場所にいたいという思いもあった」と悔しさが再び込み上げた。

 15日には都内で行われた年間表彰式に出席した。新設されたMIPを同僚PG柏木真介(37)とともに受賞。「ああいう舞台に立てたことはありがたい。チームメートやブースターに感謝したい」と笑顔を見せた。

 この日はゴルフコンペでブースターと交流した。「1年ぶり」のゴルフは83人中74位に終わったが「オフにはブースターと触れ合う機会がなかなかない。少しリフレッシュにもなった」と話した。(棚橋 孝太)

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