【玉ノ井親方】休場の貴景勝 環境変わって稽古の貯金が少なくなっていた

[ 2019年5月17日 10:57 ]

大相撲夏場所5日目 ( 2019年5月16日    両国国技館 )

報道陣の質問に答える千賀ノ浦親方(撮影・西海健太郎)
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 貴景勝の休場には驚いた。御嶽海戦で投げを打ったときに痛めたそうだが、膝をおかしくするような取り口に見えなかったからだ。もちろんケガの程度は本人しか分からない。ただ、体が大きくなり、自分で思っている以上に膝に負担がかかっていたのかもしれない。

 以前は元師匠の元貴乃花親方の貴乃花光司氏の下で厳しく鍛えられ、稽古量も豊富だった。しかし環境が変わり、比較的自分の裁量でそれができるようになった。稽古の貯金が少なくなったことで、ケガをしやすくなった面は少なからずある。今回のケガは自分を見つめ直すいい機会だ。焦らずしっかり治してほしい。(元大関・栃東)

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2019年5月17日のニュース