松山 イーブンで上々発進「悪くはない」、ティーショット安定

[ 2019年5月17日 05:54 ]

米男子ゴルフ 全米プロ選手権 第1ラウンド ( 2019年5月16日    ニューヨーク州ベスページ・ステートパーク・ブラックコース=7459ヤード、パー70 )

<全米プロ選手権>第1ラウンド、10番でティーショットを放つ松山英樹
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 全米プロ選手権が16日(日本時間同日夜)に開幕し、日本のエース・松山英樹(27=LEXUS)は5バーディー、5ボギーの70で回り17位につけた。首位とは7打差。今季メジャー2戦目は、上々の滑り出しとなった。

 晴天のもと、午前中にインからスタートした。出だしの10番パー4ではバンカーからの第2打がピン右3メートルと微妙な距離を残すも、これを沈めてパーセーブ。11番では4メートルのバーディーパットを沈めて「うまく打てた」と幸先の良い出だしに。その後は一時は3オーバーまでスコアを落とすも、最終9番パー4で第2打をピン手前2・5メートルにつけてバーディーを奪うなどイーブンパーまで盛り返した。

 7459ヤード、パー70と厳しいセッティングで、“モンスターコース”と呼ばれる米屈指の難コース。「アンダーパーで回りたいというのはあった」としながらも、「悪くはないと思います」と自らに及第点を与えた。この日はパー3をのぞく14ホールで、フェアウエーを外したのはわずか2ホールとティーショットが安定。松山は「自分の感覚としてはそんなに行っているんだ、というのはありますけど。曲がり幅がだいぶ収まってきているのが結果に繋がっている」と振り返った。

 ラウンド終了後はショット、パットともに練習を行いコースを後にした。第2ラウンドへ向けては「今日みたいにティーショットをフェアウエーに置けたら、しっかりとグリーンに乗せることが大事じゃないかなと思います」と話した。

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2019年5月17日のニュース