安美錦 今場所初めて連勝「我慢して取れたかなと思う」

[ 2019年5月17日 15:33 ]

大相撲夏場所6日目 ( 2019年5月17日    両国国技館 )

 関取最年長40歳の十両・安美錦が青狼を押し出し、今場所初めて連勝した。

 立ち合い、当たって相手をおっつけながらトレードマークの低い態勢からの前進。「あまり(相手の)イメージを持ってなかったけどはたきだけ気をつけた。我慢して取れたかなと思う」と満足顔。初日の白星から勝ち負けを繰り返し、この日初めて黒星を免れた。「気持ちを切り替えられている。踏み込んでいけば押していける」と手応えを感じていた。

 安美錦が土俵入りした西の花道は警備が押尾川親方(元関脇・豪風)だった。警備は5日ごとの交代のため、前日まで荒磯親方(元横綱・稀勢の里)だったそうで、「親方、(自分の相撲を)どう見てたのか聞いてみたいね」。関脇時代など、自らの全盛期にしのぎを削った好敵手の視線を楽しむ余裕を見せていた。

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2019年5月17日のニュース