貴景勝　状況次第では復帰も「無理して出場することが男気じゃない」

大相撲夏場所5日目 （ 2019年5月16日    両国国技館 ）

検査のため都内の病院に到着した貴景勝（右）は車から降りると苦しそうな表情を見せた（撮影・西海健太郎）
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　【貴景勝に聞く】

　　――昨年春場所以来の休場となった。
　「去年休場した時に足裏をケガして、それをかばって首もケガした。ダブルできちゃうと治りが遅くなる。無理はできない」

　　――新大関としてショックはあるか？
　「しっかり勝ち切って、そこで痛めた。力士にとってケガは付き物。一生懸命やった結果ですから」

　――御嶽海から6戦ぶりの勝利だった。
　「お客さんを見ると相手のタオルを持つ人も、僕のタオルを持つ人も多くて、力水をもらっている時に本当にありがたいと思った。絶対勝たなアカンと思った」

　――再出場の可能性は？
　「無理して出場することに男気があるとは考えない。本当に状況次第だけど、毎日万全でフル（全力）でいって勝ち切れるか、という戦いをしている。そこまで戻ることができるのか分からない。いろんな人と相談して決めたい」