【藤田寛之が分析】美寿々 テンポとパワーがいい 五輪代表も可能性十分

[ 2019年4月8日 08:06 ]

女子ゴルフツアー ヤマハ・レディース葛城・最終日 ( 2019年4月7日    静岡県袋井市 葛城GC山名C=6564ヤード、パー72 )

18番、2打目を5Wでグリーンオンする成田美寿々(撮影・西尾 大助)
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 葛城GC所属の男子ツアー元賞金王・藤田寛之(49)が成田の優勝を称えた。今大会はテレビ解説を務め、プレーを分析。「今日の勝ち方は凄い。(賞金女王のアン・ソンジュと)ガッツリ戦って、強い成田を見せた。勝負内容が良かった。自信になる勝ち方」と最終18番でバーディーを決めた勝負強さを評価した。

 特に印象に残ったのは、成田の思い切りの良さと歯切れのいいゴルフスタイル。「プレーのスピードやスイングの振り切りの良さなどテンポがいい。18番はほとんどの女子プロが(2打目で)刻んでいたけど、あそこを2オンしてくるところは男子寄りのパワー系の選手」と振り返った。20年東京五輪の日本代表入りについても「十分その可能性を持っていると思います」と印象を語っていた。

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2019年4月8日のニュース