安田「夢のような」オーガスタで3位 日本女子選手初プレー「自信になった」

[ 2019年4月8日 05:30 ]

女子ゴルフ オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権最終日 ( 2019年4月6日    米ジョージア州 オーガスタ・ナショナルGC=6365ヤード、パー72 )

16番でバーディーを決めてキャディーとグータッチする安田
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 首位と3打差6位から出た安田祐香(大手前大1年)は4バーディー、4ボギーのイーブンパー72で回り、通算2アンダーで3位に入った。米男子のメジャー大会マスターズ(11日開幕)の舞台としても知られる地で初開催された今大会。日本勢唯一の出場となった18歳が堂々の結果を残した。67をマークしたジェニファー・カップチョ(米国)が通算10アンダーで初代女王に輝いた。

 ゴルファー憧れのオーガスタ・ナショナルGC。長年、女性に門戸を開かなかった地で行われた第1回大会で「YASUDA」が6位から3つ順位を上げトップ3に名を連ねた。

 「上に行けたし良かったと思います。ドキドキしたし、ワクワクしたし、楽しかった。夢のような一日でした」。日本人女子選手として初めて夢舞台を回った。スタートホールは「緊張した」とボギーも、その後は名物“アーメンコーナー”の13番パー5で第3打をピン奥2メートルにつけてバーディーを奪うなど、パープレー。「スコアをまとめることができて自信になった」と振り返った。

 今年のプロテスト合格を目指しており、プロとなれば二度とは出場することはできない舞台。将来の米ツアー挑戦を目指す18歳にとって、かけがえのない経験になった。

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2019年4月8日のニュース