奈紗 通算2オーバー39位で終戦「我慢し続けないとメジャーでは上に行けない」

[ 2019年4月9日 01:45 ]

米女子ツアー ANAインスピレーション最終日 ( 2019年4月7日    カリフォルニア州 ミッションヒルズCC=6834ヤード、パー72 )

最終ラウンド、2番でティーショットを放つ畑岡奈紗
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 最終ラウンドが行われ、畑岡奈紗(20=森ビル)は4バーディー、4ボギーの72と伸ばせず横峯さくら(33=エプソン)とともに通算2オーバー、290で39位に終わった。上原彩子(35=モスバーガー)は73と後退し、通算イーブンパーの26位。首位から70で回った高(コ)真(ジン)栄(ヨン)(23=韓国)が通算10アンダーで今季2勝目、メジャー初制覇(通算4勝目)を果たした。

 畑岡は1日もアンダーパーで回れないまま、メジャー初戦を終えた。「いいショットをしてもうまくいかなかった。我慢し続けないとメジャーでは上に行けない」。前半は2つ伸ばしたが、後半の出だしでつまずく。パー4の10番はフェアウエーからの第2打をグリーン奥に外しボギー。18番で2メートル半のバーディーパットを入れたのがせめてもの意地だった。第3ラウンド後にクラブを握る強さを緩めるなどショットを修正し「ピンを攻めていくことができた」と言うが、スコアに表れない。前週に米ツアー3勝目を挙げ世界ランキング4位で迎えた大舞台は、上位を争うことなく終わった。

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2019年4月8日のニュース