上原15位急浮上に自信、奈紗37位後退も巻き返し誓う

[ 2019年4月8日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ANAインスピレーション第3日 ( 2019年4月6日    カルフォルニア州 ミッションヒルズCC=6834ヤード、パー72 )

2番でティーショットを放つ上原
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 第3ラウンドが行われ、48位で出た上原彩子(35=モスバーガー)が4バーディー、ボギーなしの68と伸ばし通算1アンダーで15位に浮上した。畑岡奈紗(20=森ビル)は3バーディー、4ボギーの73と伸ばせず、69をマークした横峯さくら(33=エプソン)と並んで通算2オーバーの37位となった。68で回った高真栄(コジンヨン)(23=韓国)が通算8アンダーで首位に立った。

 《上原 ショットが改善「いいラウンド」》上原は苦しんでいたティーショットが改善し、15位に急浮上。「最終日につながるいいラウンド」と自信を漂わせた。ラフは深く、グリーンも硬い設定の中、18番はティーショットをフェアウエーに置き、残り86ヤードの第3打をピン1メートルにつけバーディーで締めた。第2日まで、フェアウエーを捉えた割合は半分弱。ショットを練習場でコーチに見てもらうと球は真っすぐに飛んだ。足りないのは自信だと再確認し、この日は気持ち良く振ってフェアウエーを2度しか外さなかった。最終日は昨年の8位に続くトップ10を目指す。

 《奈紗37位後退 10差巻き返す》ティーショットが不安定だった畑岡は73と振るわず、順位を下げた。1番から連続バーディーで滑り出したが、短いパットを外した8番から連続ボギー。後半も苦しい内容で「8番のボギーから流れがあまり良くなかった」と首をひねった。首位とは10打差がついたが、1桁順位は狙える位置。「ちょっとしたことの修正だと思う。それがかみ合ってくれれば明日はいい位置で回れる」と巻き返しを誓った。

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