ウォリアーズの西地区第1シードが確定 東地区1位のバックスは38季ぶりの60勝

[ 2019年4月8日 13:45 ]

27得点を挙げたウォリアーズのカリー(AP)
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 NBA西地区全体で首位に立っているウォリアーズは7日、地元オークランドでクリッパーズを131―104(前半62―55)で下して56勝24敗。ホーム最終戦で、2季ぶりとなる西地区第1シードの座を確保した。

 ステフィン・カリー(30)が27得点を稼げば、ドレイモンド・グリーン(29)は10得点、10リバウンド、9アシスト、5スティール、3ブロックショットと攻守両面でチームの5連勝に貢献。ウォリアーズはこの日までオークランドのオラクル・アリーナ(旧名オークランド・アラメダ・カウンティー・コロシアム・アリーナ)を計48シーズンにわたって本拠にしてきたが、来季からはサンフランシスコに新設されたチェース・センター(今年9月完成予定)に移るために、レギュラーシーズンではこれが最終戦となった。

 クリッパーズは3連敗を喫して47勝34敗。スパーズと入れ替わって西地区全体で7位から8位に順位を下げ、このままシーズンを終えると、今季3戦全敗のウォリアーズとプレーオフ1回戦で顔を合わせることになる。

 一方、すでにリーグ最高勝率を決め、ファイナルまでのホーム・アドバンテージを確保している東地区1位のバックスは地元ミルウォーキーでホークスを115―107(前半54―45)で退けて60勝21敗。ドン・ネルソン監督が率いていた1980年シーズン以来、38季ぶりに60勝到達(チーム史上5回目)を果たした。

 ヤニス・アデトクンボ(24)が30得点を挙げれば、クリス・ミドルトン(27)も21得点を稼ぐなど球宴出場コンビが奮闘。敗れたホークスは29勝52敗となった。

 東地区では6位ネッツと7位マジックのプレーオフ進出が確定。ネッツは4季ぶり、マジックは7季ぶりにポストシーズンを迎えることになった。残っているプレーオフ最後の1枠をめぐっては、8位ピストンズ、9位ホーネッツ、10位ヒートの争いとなっている。

 ロケッツはサンズ戦で27本の3点シュートを成功。今季2度達成してた26本を1本上回るNBA最多記録を樹立した。

 西地区全体5位のジャズはレイカーズに敗れて連勝は7でストップ。なおグリズリーズの渡辺雄太(24)は地元メンフィスでのマーベリクス戦でベンチ登録されたが、出場機会はなかった。

 *はホームチーム

 <その他の結果>

*ラプターズ(57勝24敗)117―109(延長)ヒート(38勝42敗)
スパーズ(47勝34敗)112―90*キャバリアーズ(19勝62敗)
サンダー(47勝33敗)132―126*ティンバーウルブス(36勝44敗)
ホーネッツ(38勝42敗)104―91*ピストンズ(39勝41敗)
ネッツ(41勝40敗)108―96*ペイサーズ(47勝34敗)
マーベリクス(32勝48敗)129―127(延長)*グリズリーズ(32勝48敗)
*ニックス(16勝64敗)113―110ウィザーズ(32勝49敗)
マジック(41勝40敗)116―108*セルティクス(48勝33敗)
*ロケッツ(53勝28敗)149―113サンズ(19勝62敗)
*トレイルブレイザーズ(51勝29敗)115―108ナゲッツ(53勝27敗)
ペリカンズ(33勝48敗)133―129*キングス(39勝42敗)
*レイカーズ(37勝44敗)113―109ジャズ(49勝31敗)

 <プレーオフ進出確定チーム>

 ▼東地区=(1)バックス、(2)ラプターズ、(3)76ers、(4)セルティクス、(5)ペイサーズ、(6)ネッツ、(7)マジック
 ▼西地区=(1)ウォリアーズ、(2)ナゲッツ、(3)ロケッツ、(4)トレイルブレイザーズ、(5)ジャズ、(6)サンダー、(7)スパーズ、(8)クリッパーズ

 *数字は7日現在の地区全体順位。プレーオフには東西両地区各8チームが進出

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