荒磯親方、指導者デビュー「みんなの後押しをしたい」

[ 2019年2月5日 05:30 ]

稽古で指導する荒磯親方(左)(撮影・郡司 修)
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 大相撲初場所で現役を引退した元横綱・稀勢の里の荒磯親方が“指導者デビュー”を果たした。都内の田子ノ浦部屋で行われた朝稽古に、親方となってから初めて参加。「みんなに強くなってほしい。やる気が出るように、少しでも後押ししたい」と抱負を語った。

 稽古場の壁に掛けられている木札は「稀勢の里」と書かれたものが外され「荒磯」になった。この日は稽古用の白まわしを着けて登場。四股などで汗を流すとともに、要所要所で力士を指導した。土俵外でぶつかり稽古の動きをしていた序ノ口力士には「何度もやっていれば形になるから」と激励。序二段力士にはおっつけのポイントを伝えた。今後は大関・高安の稽古相手を務める見通しだ。

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