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岩崎恭子さんが過去を反省「ちょっと恥ずかしいですね。ちょっとひどいなって…」

[ 2019年2月5日 19:29 ]

岩崎恭子さん
Photo By スポニチ

 1992年バルセロナ五輪競泳女子200メートル平泳ぎ金メダリストで、スポーツコメンテーターの岩崎恭子さん(40)が5日、文化放送「スポーツDASH NEXT」(火〜金曜後6・00)にゲスト出演。27年前の金メダル獲得時やその後の人生について語った。

 「こんばんは〜!よろしくお願いしま〜す!」と明るい声でスタジオに登場した岩崎さんは、寺島啓太アナウンサー(33)を相手に約30分間にわたってトーク。中学2年生だった14歳で金メダルを獲得したレースの模様を収めたラジオ音源を改めて聞き「(当時の)泳ぎが思い浮かぶような実況です」と懐かしむと、「27年てすごいなって自分でも感じてしまう。そんなに経ったかなと思います」と時の流れに思いをはせた。

 バルセロナ五輪前にはメダル候補にも挙がっていなかった岩崎さん。レース前に手応えなどは一切なかったそうで「(それまでの)ベストが2分31秒だったのに2分26秒で金メダル。そんなに短期間で縮められるとは思っていなかった」とし、予選で2分27秒台を出しただけで「何が起こったのかなって。周りもそうだったと思う」と驚くとともに満足。「もうおみやげもらった!」と思っていたという。

 また、金メダル獲得時にゴーグルをしていなかったことについては、小6の時の大会にゴーグルをつけて飛び込んだところ「ネックレス状態」になってしまって泳ぎに支障が出たことで以降コーチから禁止令が出たことを明かし「ただ、私が(飛び込みが)ヘタだったっていう…」と苦笑い。それでも「こんなに(手を)かいて、蹴って、これだけ進むのはバルセロナでしか経験できなかった。毎回壁を蹴っているような勢いで、不思議な感覚だった」と会心のレースを回想した。

 当時はレース後に14歳の少女が発した「今まで生きてた中で一番幸せです」というコメントが大きな話題を呼び、平成を代表する“名セリフ”となった。その音源を腕組みしながら聞いていたと寺島アナに明かされた岩崎さんは「ちょっと恥ずかしいですね。ちょっとひどいなって…」と恥ずかしがることしきり。

 「14歳の時に思ったことが素直に出て来た」言葉だったが、「後で笑われるようになったりして少し辛かった」とも。当時は現在のようにインターネットが普及していなかったため現地では日本の“恭子ちゃんフィーバー”も知らず、帰国した空港で「記者にバーッと囲まれて。それから記者に追っかけられる日々がしばらく続いた。あまりに注目されて生活もままならなくなった時に練習にも身が入らなくなってしまった。毎日淡々とこなせばいいかなと思う自分がいて、当然タイムは伸びなかった」と結果的に20歳での早い現役引退につながったという。

 14歳の自分に今かける言葉があるとすれば何か?と問われると「よく頑張ったねってことだけですね」と岩崎さん。今でもあの金メダルが生きてた中で一番幸せか?という問いには「普段おいしいものを食べてても幸せだって思えるので。幸せなことをどんどん増やせるように、小さなことでも喜べるようになりたい」と答えた。

 早くも来年に迫った東京五輪に向けては、メダル獲得が期待される池江璃花子(18=ルネサンス)にインタビューした際に「練習が息抜きだって言ってて驚いた。私は練習がストレスだったので。それを聞いた時に、私には(そういう思いは)ないし、ほかの人にも多分ないところだと思います」と感心する場面もあった。

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2019年2月5日のニュース