洛南、男子2度目V!エース大塚25得点“完全優勝”貢献

[ 2019年1月14日 05:30 ]

春高バレー   洛南3―0清風 ( 2019年1月13日    調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ )

完全優勝を果たし、選手に胴上げされる洛南・細田監督
Photo By 共同

 決勝が行われ、男子は洛南(京都)が3―0で清風(大阪)にストレート勝ちし、14大会ぶり2度目の優勝を果たした。女子は金蘭会(大阪)が3―2で東九州龍谷(大分)で競り勝ち、2大会連続3度目の頂点に立った。大会は2009年までの総体の記録を引き継ぐ。最優秀選手賞は男子が洛南の大塚達宣(3年)、女子は金蘭会の宮部愛芽世(あめぜ、2年)が選ばれた。

 “関西ダービー”は洛南のエース大塚が両チーム最多25得点と大爆発。今大会1セットも失わない完全Vの立役者は「やっとエースになれたと思う」。2年越しの思いがセンターコートにはじけた。

 準優勝に終わった前回大会決勝で、32得点を許して敗れた鎮西(熊本)のエース鍬田(現中大)を理想のエース像とし、追いつこうと1年間取り組んできた。「苦しい状況でも自分に持ってこい、というのがエース」。第3セットには後衛に下がってもボールを要求。試合を決定付けるバックアタックを連続で成功させ、ハートもエース級に成長した。

 卒業後は早大に進学する。大会MVPにも選ばれた未来のエース候補は「将来は日の丸を背負って五輪に出場したい」と全日本の新たな力になることを誓った。

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2019年1月14日のニュース