璃花子19年は「底辺」スタート 今年初レース、遅さに苦笑い

[ 2019年1月14日 05:30 ]

女子100メートルバタフライ・タイム決勝、力泳する池江(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)が13日、都内で開かれた「三菱養和スプリント」で新年初レースに臨んだ。100メートルバタフライは自身の日本記録56秒08から4秒以上も遅い1分0秒41。昨年末の米高地合宿の疲労が残り、出場を検討していた200メートル自由形も棄権。「体が重くてビックリするくらい遅かった。58秒ぐらい出さなきゃと思っていたのに」と苦笑いした。

 三木二郎コーチによると、合宿終盤に体調を崩していたという。改善中のスタートは高く跳び上がって入水するイメージの練習も積んだが、この日はブロックのないスタート台で試せなかった。それでも高地合宿の成果で呼吸が楽になったという池江は「ターン後のドルフィンキックを長めに打てたし、息継ぎも2回に1回で最後まで乗り切れた」と収穫も口にした。

 18日からオーストラリアで合宿し、帰国後はコナミオープン(2月16、17日)の100メートルバタフライと400メートル自由形に出場する。4月の日本選手権へ向け「ここが底辺。あとは上がっていくだけ」と前向きに話した。

続きを表示

2019年1月14日のニュース