竹田会長聴取とゴーン被告の逮捕「関係ない」仏当局関係者が証言

[ 2019年1月14日 05:30 ]

JOCの竹田恒和会長
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 2020年東京五輪招致疑惑を巡り、フランス捜査当局が日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)に対して昨年12月に実施した事情聴取の日程が、同年8月の時点で決まっていたことが13日、関係者への取材で分かった。フランス当局は贈賄容疑で正式捜査を開始した。

 日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告による一連の捜査に対する「報復か」と指摘する見方も一部で取り沙汰されたが、ゴーン被告が逮捕される約3カ月前から「捜査における協力」として事情聴取が決定。竹田会長が国際オリンピック委員会(IOC)の会議などで渡欧するタイミングで日程が調整されていたという。関係者は「(ゴーン被告とは)全く関係ないと思う」と述べた。竹田会長は15日に都内で記者会見を開く予定だ。

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2019年1月14日のニュース