みまひな コンビ初のGファイナル栄冠、昨年準Vの雪辱

[ 2018年12月17日 05:30 ]

卓球 ワールドツアー・グランドファイナル最終日 ( 2018年12月16日    韓国・仁川 )

グランドファイナル女子ダブルスで優勝し喜ぶ早田(左)、伊藤組
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 “みまひな”が初めてグランドファイナルのタイトルをつかんだ。世界選手権で銅メダルを獲得した昨年は、この大舞台で準優勝。陳幸同(チココウドウ)・孫穎莎(ソンエイサ、中国)を3―0で圧倒し、伊藤が「思い切ってプレーできて良かった」と言えば、「今年は絶対に優勝しようと話をしていた」と早田も笑みを浮かべた。

 平野美宇を含めた00年生まれの黄金世代。伊藤は早田を「まねできないくらい攻撃力がある」と評し、早田は伊藤を「サーブレシーブからの攻めが凄い」と認める。互いの長所を生かし、頂点に駆け上がった。

 東京五輪の代表争いが19年にスタートする。シングルスの枠は2で現在、世界ランク7位で日本勢2番手につける伊藤は圏内。早田は日本勢8番手の同34位で、団体メンバー入りのためにもランクを上げる必要がある。伊藤が「目の前の試合を一戦一戦やりきること」と言えば、「一試合一試合大切に戦いたい」と早田。2人は切磋琢磨(せっさたくま)しながら、夢舞台を目指す。

 ≪別ペアで制覇≫伊藤は14年のファイナルで平野美宇と組んでダブルス制覇。14歳でのVは全種目を通じて史上最年少だった。また、早田も16年には浜本由惟と組んでダブルスを制した経験がある。

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