川内 雨なんの連覇で4度目優勝、悪い流れ断ち切った

[ 2018年12月17日 05:30 ]

防府読売マラソン ( 2018年12月16日    山口県防府市陸上競技場発着 )

防府読売マラソンでゴールする川内。2時間11分29秒で2連覇を果たした
Photo By 共同

 川内優輝(埼玉県庁)が2時間11分29秒で2連覇を果たし、大会史上最多4度目の優勝を飾った。4月のボストン・マラソンを日本勢で31年ぶりに制してからは不振が続いたが、相性の良い今大会で実力を発揮した。降りしきる雨の中、川内は39キロすぎでモンゴルのセルオド・バトオチル(NTN)らと競っていた先頭集団を抜け出し、最後は2位のバトオチルに43秒差をつけてゴールした。

 川内は8年連続出場の防府読売マラソンで、自身初の連覇を達成した。2月に北九州で出したシーズンベストを17秒更新。4月にボストンで優勝してからは今月2日の福岡国際マラソン10位など思うような結果が出なかっただけに「思い出深い優勝になった。(悪い流れを)本当に断ち切れた」と笑顔を見せた。プロに転向する来春へ向け「2時間7分台という記録を出すために、しっかり頑張っていきたい」と誓った。

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2018年12月17日のニュース