早大またも初優勝ならず…WRブレナン「強かったです」

[ 2018年12月17日 05:30 ]

アメリカンフットボール 第73回「甲子園ボウル」   早大20―37関学大 ( 2018年12月16日    阪神甲子園球場 )

<関学大・早大>第3Q、相手に突破を阻まれる早大QB元山=中央(撮影・奥 調)
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 またしても“関西の壁”にぶち当たった。2年ぶり5度目の聖地で早大は、QB柴崎哲平とWRブレナン翼の3年生ホットラインを封じられ、完敗。初優勝を逃したブレナンは「(関学大が)強かったです。ビッグプレーをさせてくれなかった」と力の差を認めた。

 日本で生まれながら、幼少期に両親が離婚し母と米国へ移住。後に母が米国人の父と結婚したことで「ブレナン」姓となり、高校までハワイで過ごした。米国本土でのプレーを希望も、2部や3部のチームからしか声がかからず、早大に進学。必死に日本語の勉強にも取り組み、大学屈指のWRに成長した。「これをモチベーションにして、勝つチームをつくっていきたい」。涙に暮れた柴崎らとともに、最終学年で雪辱に挑む。

 ▼早大・高岡勝監督 関学大が強かった。(両校の違いは)プレーの精度。奥野くんには正確なパスを投げさせないようにしようと考えていたが、プレッシャーをかけても正確なパスを投げていた。

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2018年12月17日のニュース