女子監督として指揮の田中氏「まとめ役に徹していければ」

[ 2018年9月25日 05:30 ]

合宿初日を終え、取材に応じた田中光氏
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 一時職務停止となっている塚原千恵子女子強化本部長(71)に代わり、体操の世界選手権(10月25日開幕、カタール・ドーハ)で女子監督として指揮を執る96年アトランタ五輪代表の田中光氏(46)が24日、都内で取材に応じた。

 この日、寺本明日香(22=ミキハウス)、村上茉愛(22=日体大)ら代表候補の合宿がスタート。練習前、「とにかく一丸となって、みんなで力を合わせて頑張っていこう」と声を掛けたという。

 宮川紗江(19=高須クリニック)が告発したパワハラ騒動で集中しづらい環境になっているが、「選手はそれぞれの課題が分かっていて、淡々と練習している。気負いなく頑張っている」と田中氏。今大会の団体総合で表彰台に上がれば、20年東京五輪の出場枠を得られる。今夏のアジア大会でも女子監督を務めた46歳は、「いろんな意見の着地点を探して分析して、いい成績を出せるよう考えるのが私の役目。まとめ役に徹していければ」と意気込んだ。

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2018年9月25日のニュース