3連覇へ天理大116点発進 「チャンスを仕留めるのが僕の仕事」WTB久保が4トライの大暴れ

[ 2018年9月25日 05:34 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第1節   天理大116―7関大 ( 2018年9月24日    キンチョウスタジアム )

<関西大学ラグビ−Aリーグ 天理大・関大>後半41分、相手タックルを華麗にかわし、トライを決めた天理大・久保(手前)(撮影・平嶋 理子)  
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 天理大が3連覇へ向けて爆勝発進をした。1976年の近大戦(112―0)以来、チーム42年ぶり4度目の100点超え。展開でも、セットプレーでも。ありとあらゆる形で18トライを積み上げた。

 存在感を見せたのがWTB久保直人(4年)だ。試合終了まで残り1分。自陣22メートル付近でのスクラムから、右への展開を受け、快足を見せた。緩急もステップも使って、3人以上かわす80メートル独走トライ。GKも決まって109―7とした1本は、この日4本目のトライだった。

 「ノックオンをしていたりしていたので、巻き返せて良かったです」

 1年から黒衣軍団のトライゲッターを担ってきた。数々の故障を乗り越え、今季はさらに存在感が増す。トンガからの留学生、CTBフィフィタ(2年)が簡単には止まらない。「2、3人、人数をかけないと抑えられない。必ずスペースが空く。回ってきたチャンスを仕留めるのが、僕の仕事。スコアでチームに貢献したい」。

 1年時はリーグトライランキング2位だった。最終学年で狙うは、その上。「僕と豪(WTB中野=4年)のどちらがで取れるように、と話しています」。チームタイトルとともに個人タイトルに向けても好発進。次節に控える最初の山場、同大戦(10月14日、天理親里)でも自慢の足を見せる。

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2018年9月25日のニュース